離婚に関する基礎知識(財産分与①)~離婚を検討されているあなたへ~


2015.4.1

弁護士の植松です。

離婚をする際、今後の生活などを考えていくなかで、どれだけの養育費・財産分与を受けることができるのかということは大変重要な問題となります。

 

これから数回にわたって財産分与についてご説明させて頂きます。

 

財産分与とは、夫婦が婚姻中に築いた財産を、離婚の際にもしくは離婚後に清算・分配することです。

 

原則として、財産分与の割合は5:5となります。つまり、夫と妻で半分づつ分けることになります。

 

夫婦の実情を考慮して、別れて生活に支障をきたす可能性のある者への扶養料や、離婚に責任がある方からもう一方への慰謝料、損害賠償という性質が含まれることもありますが特別な主張が必要となります。

 

また、個人的な能力により、高額な所得を得ているような場合(プロスポーツ選手等)は例外となり、分与の割合が変更されることもあります。

 

このように、半分に分けるのであればそこまで難しくないなと感じる方も多いと思います。

ところが、実際の事案では相手方が財産を隠したり、財産をどのように評価するのかなど微妙な判断を必要とすることが多々あるため、争いに発展するケースが数多くみられます。

 

財産の額や種類が多い場合などは、きっちりと内容を確認しないと大きな不利益を被ることがありますので、少しでも疑問があれば弁護士にご相談されることをお勧めします。

 

次回は、分与対象財産の基準時について説明します。

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